一度手にしたら最後。滑らかな巻き心地で世界中のアングラーを“沼落ち”させたリール・ITXに迫る！

みなさんは「沼落ち」という言葉を聞いたことがありますか？

これはあるものを好きになってしまい、沼に足を踏み入れた時のようにどんどん深みにはまってしまった状態のことを言います。

はじめはアイドルやアニメのキャラクターに夢中になった人たちがこの言葉を使っていたようですが、最近ではあらゆるジャンルの魅力あるものが「沼落ち◯◯」「沼◯◯」と称されるようになってきました。

さて、今回紹介するokuma（以下オクマ）のITXはアングラーを虜にする「沼落ちリール」と言っても過言ではありません。

台湾やアメリカ、オーストラリアなど世界各地で好評を博し、昨年10月から発売が開始された日本でも性能や使い心地が絶賛されています。

一度手にしたら他のリールが使えなくなる禁断の魅力を持ったITXを今回は特集していきたいと思います。

まずはITXの魅力を5つに分けて解説します。

多くのアングラーの心を掴んで離さない理由がここでお分かりいただけるはずです。

ITXは「高性能バーサタイルスピニングリール」と称されています。

バーサタイルは「万能」という意味です。

淡水から海水まで場面を問わず活躍し、幅広い釣りジャンルに対応するITXはまさに万能なスピニングリールだと言えるでしょう。

ITXの外装にはC-40Xカーボンが採用されています。

カーボンは炭素繊維のことでロッドに使われる素材として知られており、C-40Xカーボンは軽量で硬質なのが特徴です。

このC-40Xカーボンで本体の外側が作られているため、軽くて頑丈なリールに仕上がっています。

C-40Xカーボンは腐食に強く錆びにくいというメリットもあります。

また、ローターは回転すると気流が発生する仕組みになっており、濡れたリールを素早く乾燥させられます。

さらにドラグには水の侵入を阻止するシール（=ハイドロブロックガスケット）が取り付けられています。

このような構造になっていることでITXは劣化しにくくなっており、長く愛用することができます。

ITXはトージョン・コントロール・アーマーを採用しています。

トージョン・コントロール・アーマーというのは、リールフットがボディの両サイドから支持するような構造のことを言います。

この構造がゆがみを軽減させ、リールの耐久性を高めてくれます。

ITXのギア比は6.0：1です。

ハイギア化が進む日本で最適なギア比を求めた結果、この仕様となりました。

ラインの巻き取りが速く、釣りの一連の動作をテンポ良く進めることができます。

また、ITXの巻き心地の良さは世界中のアングラーに賞賛されています。

この滑らかな動きはトラクション・グリップ・テクノロジーという技術が搭載されたグリップとアルミ製のハンドルの組み合わせによって生み出されています。

ITXは4モデル展開です。

どの機種も高い性能を誇りながら、定価11,600円～13,200円の範囲に収まっているというのは驚きです。

コストパフォーマンスの良さもファンを増やしている要因でしょう。

この価格であれば全機種買い揃え、釣りのジャンルに合わせて使い分けすることも可能ですね。

今回はオクマのITXをピックアップしました。

やみつきになる巻き心地をはじめ、沼落ちする要素が随所に散りばめられたITXは、世界中のアングラーを次々と魅了しています。

あなたもぜひ一度ITXを手にして釣りに出かけてみてください。

きっとその使い勝手の良さに惚れ込んでしまうこと間違いなしです。