ラストエース75に2023年ラミネートカラー登場！バス釣り用リアルワーム

背びれや尻びれ・尾ひれを忠実に再現し、ナチュラルなアクションでバスを誘える、エバーグリーンのワーム・ラストエース75。

2023年には、オリジナルカラーと異なるラミネートカラーシリーズがリリースされます。

その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

ラストエース75とは、エバーグリーンから発売中のバス釣り用ワームのことです。

全長は75mmなので、ワカサギやオイカワなどの淡水に棲むベイトフィッシュを彷彿とさせます。

キャストして水中に存在させるだけで、バスが振り向いてしまうようなリアルさが備わっています。

2023年に追加ラインナップされるのが、ラミネートカラーです。

ラミネートカラーの具体的な仕様は、銀粉をワームマテリアルに混ぜ込んでいるという点。

ワームボディの内部に銀色を散らばらせていて、表面のトーンをやや落とした配色になっています。

その上からクリアをコーティングし、生々しさを引き出しているのです。

色違いのマテリアルを上下にラミネートしていて、ワームボディの上半分をダーク系カラーに

キラメキを抑えた自然な色合いを出しつつ、ワームボディがロールアクションしたときに、色覚変化を強調できます。

実際にラストエース75を、フィールドで使ってみました。

リグは、マスバリを活用したノーシンカーリグ。

頭部の口先からハリ先を刺し入れて、アゴのほうへ、つまり下側へ抜くのがポイント。

こうすることで、若干の低重心が発生し、剥き出しになったフック部分が、キールの役割を果たしてくれるでしょう。

例えば、連続してトゥイッチを敢行した場合、ワームボディを左右へ振った後、姿勢を元に戻す効果が得られます。

小さなスプリットショットシンカーを、アゴ下にぶら下げても姿勢制御は可能なのですが、やや重過ぎて頭部が下を向いてしまうことに。

これでは静止したときに水平姿勢を維持しづらく、バスがバイトしてくる確率がどうしても落ちてしまうでしょう。

水平姿勢を保ちながら、フッキング効率を上げようと考えたら、マスバリを下向きに刺し通すのがベターかもしれません。

ラストエース75を、ジグヘッドリグで使ってみました。

軽量なジグヘッドにすれば、ミドストに活用できそうです。

ナローゲイブなオフセットフックを装着して、フックに小さな六角ナットを通すのも有効でした。

キャストの際、六角ナットがオフセットフック上を滑って移動し、まるで簡易的な重心移動システムが発生したかのような使い心地を得られます。

飛距離がしっかりと伸び、着水後は水平姿勢でフォール。

トゥイッチすると、上手く左右にダートしてくれました。

さまざまなリグを自分なりに試してみることで、もっと釣れるようになるでしょう。

ラストエース75には、2023年5種類のラミネートカラーが追加ラインナップされます。

●シークレットシャッドカラー

●スパークリングワカサギカラー

●ナチュラルシャッドカラー

●稚アユカラー

●グリパンミノーカラー

リアルでナチュラルな配色のものが多いので、ベイトフィッシュと間違えてバスが食い付いてくるでしょう。

ラストエース75のノーシンカーリグをキャストして操るのに向いている、おすすめのロッドをご紹介しましょう。

トータルのウエイトが軽いですから、Lパワー前後のブランクスを持ったスピニングロッドがマッチします。

シマノからリリースされているバス釣り用スピニングロッド・ゾディアスシリーズの中から、マルチピースタイプを選んでみました。

ウエイトは105gと軽めで、先径は1.5mm。

適合するルアーウェイトは、3gから10gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから6lbまで。

グリップの長さは203mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、97.6%に設定されています。

全長は1.93mと操作しやすい長さで、継数は5本。

仕舞寸法は、なんと43.1cmにまで縮まりますから、さまざまな釣り場へ持ち込みやすいでしょう。

実際に手に取って継いでみると、とてもしなやかに曲がり込んでくれる印象を持ちました。

継目にぎこちなさはなく、これならラストエース75のノーシンカーリグをイメージ通りにキャストできるはずです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

ラストエース75ラミネートカラーの待ち遠しい発売日は、2023年の5月を目安にしています。

提案された販売価格は、1,150円です。

先行するオリジナルカラーバージョンと交互に試し、バスの反応を観察してください。

迅速にトゥイッチするだけでなく、強く停止させて長時間ラストエース75をバスに見せることが大切です。